ベトナムでは毎年のお正月を新暦ではなく、旧暦(陰暦)に基づいてお祝いします。
新暦の元旦は1日休日になるだけで、むしろもうすぐやってくるテト(旧正月)の準備がそろそろ始まる頃、ぐらいにしか見られていないと思います。
新暦でみると毎年テト(旧正月)の日は違っています。だいたい1月末頃から2月の間にあたりますが、今年は1月26日が元旦。ベトナムの学校は既に2週間ほどのテト休みに入っていて、会社なども今日あたりから数日のテト休みを取ります。
今頃はテトを迎える準備のための市があちこちに立ち、とんでもないにぎわいを見せている事でしょう。 日本では門松や鏡餅、お節料理が正月には欠かせないものですが、ベトナムでは桃の花や黄梅の花を飾り、バインチュンと呼ばれる、とても大きい葉に餅米を敷き詰め、あんに豚肉と緑豆を詰めて四角く厳重にくるみ、しっかりと加熱調理をした餅をいただきます。お年玉の習慣もあるのは日本とよく似ていますね。
毎年ベトナムの友人から「今度のテトにはベトナムにいらっしゃい」と言われるのですが…、残念ながらたいていまだ授業期間中なので、留学していた頃以来すっかりご無沙汰です…。
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