本堂の東に建つ「おかめ塚」は、自分の命を懸けて夫に尽くした心やさしい女性おかめ を祀ったもの。 おかめの内助の功とは、釈迦堂建立の時に棟梁が寸法を誤り、その苦衷を見かねた妻の おかめが進言して、本堂は見事に落成。 しかし妻の提言で成功したとなると、夫の名に傷がつくと思い、おかめは一切を秘すた めに自刃したのだった。 本堂で厄除け祈願法要が行われ、茂山社中による狂言が奉納される。 打ち出の小槌を振り回し暴れる鬼を、豆撒きで一時的に鎮めたものの、逆に襲いかから れる。 そこに「おかめ」が明るい雰囲気で登場し、鬼を改心させる。 鬼は人を守護することを誓い去っていく、という鬼追いの儀の後、紅白のおかめ装束を まとった男女が福徳円満・お多福招来の祈願を受けて豆撒きをし、一年の厄落としをする
■日 時 2月3日(月)15時〜
■料 金 フリー
■アクセス 市バス203「上七軒」下車
■問い合せ 千本釈迦堂 075-461-5973
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