3日、住職の祈願儀式の後、午後7時30分より閻魔さまの面前で、狂言保存会の人による「閻魔堂念仏狂言」(鬼にちなんだ演目を二番)が奉納される(無料)。狂言終了後、保存会の人と年男年女も参加しての豆撒き。この寺の豆は黒くて大きいのが特徴だ。紙に包まれた一粒の豆は、「お墨付き」と名づけられている。炭が練りこまれた豆の炭パワーは、一粒でその人の歳の数に匹敵し、今年の厄除けとなる。また、両日には厄除けこんにゃく炊き(400円)の接待がある。よく見るとこんにゃくは縁起のよい小判型をしている。厄除け起き上がり(小400円・大1500円)の授与もあり、頭上に金を施し必ず起き上がるだるま様(よう)の人形には、今年を復帰させるという意味がこめられている。
■日 時 2月2日(土)、2月3日(日) 9時〜20時
■アクセス 市バス206「乾隆校前」もしくは「千本鞍馬口」下車
■お問合せ 千本閻魔堂 ☎(075)462−3332
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