京都外国語専門学校デジタルパンフレット
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日本という国の言葉や文化について、専門的な知識とコミュニケーション技術を身につけているだけでなく、外国語や異文化への理解があり、世界で活躍できる真の国際人を育てるのが本学科の目標です。日本語教師に求められる実践力と応用力を養うため、特に豊富な体験型授業を用意しているほか、3つのコースを設置し、自分の学ぶ目的や進路に合った授業を選択できるようになっています。Pick Up Lesson[ 日本語学 文法 ]「私は今悲しい」とは言えますが、「マリーさんは今悲しい」というと、ちょっと落ち着きません。いつも慣れ親しんでいる日本語ですが、よく見るといろいろ面白いことがあります。日本語学ではこんなことを学んでいきます。[ 教育実習 ]本校の外国人留学生に対し、実際に自分が先生となって教壇に立ち、日本語の授業を行います。自ら授業計画を立案し、必要な教材を作成し、しっかり準備をして臨みます。実習体験は大きな経験となることでしょう。日本語教育コース大学編入コース専攻語学群必 修コース選択専攻教養群副専攻語学群第2外国語群必 修必 修必 修選択必修マルチメディア科目群必修必修選択一般教養科目群合計時間国際コミュニケーションコース4502103078012006018015184545024030780120(120)60180151875日本語について、言葉について、 「国語」とは違う視点から学ぶ日本語は毎日使っているから知っている…。でも「どう違うの?」と聞かれたら説明できないことばかり。そんなことにも、よく考えれば「あっ、そうか」「目からうろこ」と言いたくなるような仕組みが。まずは基本的だけど実践的な知識を学びます。副専攻で外国語も学び、実践的な コミュニケーション能力も身につけます※1自分が知っていること、学んだ知識でも、どうすればうまく人に伝えられるか。どうすれば楽しく学習者に教えられるか、副専攻の外国語や実践的な教授法など、いろいろなコミュニケーション能力や教育技術を学びます。多くの体験から身につけます学ぶだけでは力になりません。自ら体験することが大切です。言葉についての知識、教授法などを応用して「何を、どう話すか」「どんな活動をするか」、自分でレッスンプランを作り、みんなの前でやってみる。そんな経験をたくさん積み重ねます。目的や進路に合わせて3つのコースから選択できます2年次からは、「日本語教育コース」「大学編入コース」「国際コミュニケーションコース」の3つからコースを選択。目的や進路に合わせた学習が可能です。● 日本語教育コース日本語教育能力検定試験の合格を目指し、卒業後は日本国内外の日本語教育機関などで、日本語教育に従事することを希望する人を対象としたコースです。● 大学編入コース4年制大学の日本語関連学科に編入希望の人を対象としたコース。本学科は京都外大への推薦編入枠を有しています。 ※詳しくは32ページをご覧ください。● 国際コミュニケーションコース卒業後は主に海外で日本語教育に携わることを希望する人、または留学および国内の大学の副専攻語関連学部への編入を希望する人を対象としたコースです。4500301020120060180151875コアとなる必修科目は卒業までに450時間以上を履修します。〔必修科目〕日本語教育基礎知識/日本語教育学研究/日本語学基礎知識/日本語学応用演習/日本語教育基礎演習/実践日本語教育/日本語の文字語彙表記/日本語の音声・発音コース選択科目では以下の、より専門的な科目を選択・履修します。日本文学と読解教育/言語と社会/日本学研究/言語学概論/言語教育とコミュニケーション研究/日本語教育能力検定試験対策講座日本語教育実習などを行います。 日本語教員養成における教育内容として「外国語でのコミュニケーション能力」が要求されています。本校の日本語コミュニケーション学科では、他の養成機関とは違い、日本語学習者の多いアジア圏の言語を副専攻語として修得することで、日本語学習者の立場に寄り添った円滑なコミュニケーションができる日本語教育者の養成を目指します。大学編入を目指す学生は、英語講読を受講することが望ましい。専任講師  岩堀 容子卒業後は、日本?中国?韓国?タイ?ベトナム?インドネシア?それとも…京外専なら日本語教育だけでなく外国語も同時に学べます。二つの力を身につけて、進学も就職も広い世界に羽ばたきましょう!!!※125Topicsコース別受講時間数一覧コース別受講時間数一覧Topics日本語教師養成クラス02自ら計画し発信できる力を、04Department of Japanese Language京外専で日本語教授法が身につく理由0103日本語学科コミュニケーション

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